ご挨拶

『練馬ゆめの木』は、平成9年に練馬区で初めてできた老人保健施設です。
確実に進展する高齢社会に向けて、介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭への復帰を目指すために設立されました。 平成12年には介護保険制度が施行され、介護福祉施設(特別養護老人ホーム)や介護療養型医療施設と並ぶ介護老人保健施設として再構成されました。 もちろんその目的は終の住処でも、看取りの場でもなく、あくまで家庭への復帰を目指す施設として位置付けられています。 しかし現実はそう簡単ではありません。 本人が在宅復帰を望んでも、家族の負担や経済状態、医療上の不安など、さまざまな要因から実際に自宅に退所出来る方は25%にも至らず(平成22年度全国)、 入所期間の長期化が懸念されていました。 そこで平成24年には老人保健施設の本来の目的である在宅復帰を強化するため、在宅強化型として一定の要件(在宅復帰率や介護度など)が定められました。 当施設も速やかにその条件を整え、全国に先駆けて制度発足と共に運用を開始しました。 こうして私たちは、医学的管理の下、看護・介護といったケア、理学療法士や作業療法士等によるリハビリテーションはもとより、 地域のケアマネージャーや医療機関との連携を強化することで、在宅復帰の実現に向けて努力してきました。 これらの活動が練馬区をはじめ地域の福祉に少しでも貢献できることを願っています。



施設長 今田寛睦